長年に渡り育てていたつるバラのアイスバーグ。
冬の養生を外すと悲惨な姿になっていました。
枝がほぼ全部枯れました。
例年とやり方を少し変えたのが失敗だったようです。
いつもは地面に枝を伏せてシートや波板などで蓋をするようにして養生をします。
しかし、昨年は地面に伏せずに古い絨毯でぐるぐる巻きにして地面に伏せました。
布団方式の方が良かったようです。
ただ、来年通りの布団方式でも越冬で枝が生き残るかは五分五分でした。
枝が無くなる=花が咲かない。
これが繰り返されるのです。
ですから、年々うんざりしていました。
耐寒性が少し足りないのです。
つるアイスバーグは一般的は耐寒性強なのでしょうが、ここは北海道でも寒い地域ですから仕方ないですね。
薔薇にかかる労力、経費。
この寒冷地ではそれに見合わない事に疲れました。
数年前から薔薇を減らしていましたが今回もその時だろうと思います。
正直言って全枯れの姿を見た時、
やっとこれで思い切って処分できる。解放される。
そう思いました。迷いはありません。
諦めも肝心です。
トゲで痛い思いをして剪定や防虫、養生した末
フェンス沿いで太陽を向いて咲くので家からほとんど花を見られないのですから。
この後、夫に頼んで株を掘り上げてもらいました。
13年ほどの株だったので株元はかなり太くなっていました。
根は完全には掘り上げられずに切りました。
毎年必ずあったものが無くなるのは寂しいですが、向いていないものは諦めも肝心です。
なくなった場所は今育てているタチアオイの苗を沢山植えるつもりです。
二年草なので花は来年だけど、大好きなタチアオイを植える場所ができて楽しみです。
冬越しに失敗するたびに薔薇を処分し、これで残りは5株です。
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