2019年6月7日金曜日

石灰硫黄合剤が売られていない理由

最近、石灰硫黄合剤が売られていません。



これは何年も前に買ったものです。


なぜ売っていないのでしょうか。


石灰硫黄合剤 主に樹木の殺虫殺菌に使用します。強アルカリ性。秋に散布すると越冬病害虫を防ぐことができます。


石灰硫黄合剤は割と一般的に使用されていた殺虫殺菌の薬剤で、こちらでは主に秋に使用します。

広範囲の病害虫をこれひとつで防ぐので重宝されてきました。

何年か前に家庭用の販売が無くなったらしいと聞いたので、

何か危険な農薬だったのかと思っていました。

最近木の虫がひどいので思いついて調べてみました。


石灰硫黄合剤が売られなくなった理由


他の薬剤と混ぜて自殺に使用されるので販売自粛された

ということでした。

匂いがきついので何か人体に有害な危ない薬だったのかと

思ったりしましたが、

そういうことではなくて全く園芸と関係のない理由でした。

入手法は



今でも業務用は販売されています。

10Lや18Lなど大容量のものばかりで家庭用では現実的ではありません。


私はまだ古いのを持っていますが、

たぶん使いません。

樹木はフェンス越しが多いのですが、

石灰硫黄合剤は強アルカリ性で金属を腐食させます。

フェンスの養生をしないと使えません。

なので持っているけどほとんど使いません。

寒冷地でさほど病害虫に困っていないというのも

理由のひとつです。

ただ、昨年と今年とアブラムシがひどすぎて

急にこの薬を思い出しました。


ただ、ベニカXを散布したら一掃できたので

これで良いことにします。




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